ホイアンの食の秘密って?

シンチャーオ! naruです。
リアルタイムはヤンゴンでインドビザ申請中です。インドの試練はここからはじまると言われるほど面倒なこの手続き。万を辞して乗り込んだインド大使館は、拍子抜けするほど親切でした! あとは待つだけ、のはず。

一夜明けて、朝。私たちがホイアンにいられるのは今日の夕方まで。もう1泊したかったけど、ベトナムのビザの期限を考えるとのんびりとはしていられません。

というわけで、昨日市場で食べたホワイトローズを、朝っぱらから食べに行きます!
これ。
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全然朝食っぽくないけど、美味しいからいいのです。

ホワイトローズの製造卸兼レストランをやっているお店があるというので、どうしてもその製造風景が見たくて行ってきました。

その名も「ホワイトローズ」。

そのままです(笑)。

ホイアンでしか食べられないホワイトローズのほとんどをここで生産しているから、ラオカウと違って、実はどこのお店で食べても味は同じらしい。でもその味は、他のお店が真似してつくろうとしてもどうしても表現できないんだって。まさに秘伝のレシピ。

席について早速注文注文。えっと値段は〜……

ホワイトローズ 70000ドン

?( ゚д゚ )

昨日の市場では30000ドンだったはず……?
ホワイトローズ界のドンだけに、超強気の価格設定です。OH……。

でも地球の歩き方を見たら、お腹がいっぱいになるくらいの量があるらしいので納得! よし、注文したらあとは待つだけ♪ その間に作業風景を見学させてもらいます。

お店ではこんなかんじで、女性陣がワイワイ作業中!
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役割分担がされていて、こっちは皮チーム。
手に持ってる白玉団子みたいなのをコネコネして皮にしていきます。
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こっちは肉詰めチーム。
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餃子みたいに糊付けして成形して、
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詰めるというよりのせて、花びらみたいなかたちに整えていきます。
DSC05026この作業楽しそう!
「こういう単純作業系、絶対オレ得意だわ」ってhiroさんも言ってました。

地球の歩き方情報では「希望すればホワイトローズづくりにもトライできる」とあったのであわよくばと思っていたのですが、この時運悪く口論が勃発。女性陣のあいだにピリピリムードが漂ってきたので、写真もそこそこに退散しました。でも手は休めないあたりは、さすがプロですね……。

そんなこんなしているうちに、料理がきましたー!

やったーホワイトローズがお腹いっぱい食べられるー!

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……あれ?

これ大盛り?

今日はことごとく期待を裏切られる日のようです……。

味は美味しいけどー! ぐぐぐ。

イマイチお腹が満たされないままですが、しょうがない!
今日はテキパキ観光です。

 

突然ですが、ホイアンには使われていないものも含めて多くの井戸があります。

DSC04961蓋がされた井戸の上はおばあちゃんとワンコのおくつろぎスペース。

中でもホイアンの食を支えているといっても過言ではない井戸があると知り、そこへ行ってみることにしました。

歩いていたら幼稚園っぽい建物があり、中からはきゃっきゃと子どもたちの声が聞こえてきました。
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路地裏を歩いていくと
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看板を発見! ジエン・バーレー(バーレー井戸)。
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ん?
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これですか! 思っていたよりかなり普通……。
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半信半疑の私たちに、すれ違ったおじさんが「ラオカウに使う井戸だよ」と教えてくれます。やっぱり、ここなんだ。そう、実はホイアンの2大名物ラオカウとホワイトローズは、ここで汲み上げた水でしかつくれないとされているのです。だからこの2品だけは、他の地方では食べることはできません。おじさんは自分の自転車にくくりつけたポリタンクをトントンと指差して、「ラオカウ」と言って去っていきました。

大雑把なイメージのあった東南アジアで、微妙な風味やコシにこだわりを持っていることが私はちょっと意外だったのですが、このあとも続けて水を汲みにきている人がいました。あのおじさんも、ラオカウ職人だったのかもしれません。

本当にただの民家の裏にあります。
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この水が、ホイアンの食を支えているのね!
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飲む勇気はなかったので、汲み上げた水はとりあえずジッと見つめておきました( *`ω´)
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美味しいご当地グルメをありがとう!
これからも枯れないでがんばってね!
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楽しかったホイアンとも、もうすぐお別れ。
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昨日の夜に見た竹細工のランプシェードが欲しくてお店に行ったけど、まだ時間が早かったのか開いてなくて断念。でも違うお店で見つけたコットン糸を巻きつけたようなデザインのシェードも小ぶりで可愛くて、大好きになったホイアンの思い出に買って行きました。

最後に川沿いの露店で甘いチェーを食べて、宿へ戻ります。
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さて南から縦断してきたベトナムも、次が最後の地ホーチミン!
首都ハノイを差し置きベトナム1番の都会へ向かいます。

 

 

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